はじめての出産をなんとか終えて、退院してから育児本を買ってなかったことに気が付いた私。
出産ってどうなるのか、どんだけ痛いのか、そればかり考えていて
産んでからのことまではぼんやりとしか考えてなかった、、
退院した日に、赤ちゃんが眠ったのを見計らって母に見ててもらって、夫に本屋に連れて行ってもらいました。この時なぜか謎の余裕で、スタバでお茶までして帰ったという、、
育児本がずらりと並んでいましたが、以前雑誌「クーヨン」で見たことのあったかわいい育児本にしました。その頃は自然派雑誌ばかり見ていたのです。
それが「育育児典」。
育児本といえば「たまひよ」系?の具体的ないろいろが写真付きで親切に載っていて、わかりやすいですが、私はあのびっしり情報が載ってるものを買う気にならなかったんです。月齢ごとのできるできないとか、離乳食のごっくん期?もぐもぐ期?はあ~?
それって昔からあったわけ?とか、産んだばかりの新米が生意気にも思っていた。
指導が細かすぎて、絶対そんなはずない!子育てがこんなに細かいはずないと思う!とか、思っていたような気がする。
「育育児典」は「暮らし」と「病気」の2冊がセットになっています。
写真もないしほとんどが文章と挿絵。月齢の様子も「1か月から3か月のころ」などわりとざっくりとくくられています。文章を読むのが苦痛な方には全く向かないと思われます、、
熱が出てもすぐに病院に行かなくても大丈夫(心配な症状をのぞく)、とか離乳食もむずかしく考えずその子のペースで、って。
でも暮らしの疑問はほとんど載っているし、病気編はかなりこまかく症状が載っていてすごく頼りになりました。
ネットで調べて余計に不安になるよりも、この本で症状を見て、必要に応じて病院に行くパターンが私にはよかったです。
熱が出たからって不安がらずにいられました。
安心して、のん気に子育をしてもらえるといいな、
と思ってこの本を書きました。
この本が、みなさんの安心のもとになってくれることを願っています。
はい!安心のもとになりました。毛利子来さん、山田真さんの共著です。
このお二人のまなざしが、もうやさしくて、、しみます。
私にはぴったりの育児書でした。感謝!
◆この言葉がしみた
たくさん好きな文章があるのですが
私が、そうか!と思って心に刻んだのは、赤ちゃんへのスタンスという箇所で
ファッショナブルにしようとはしないこと。育児はごたごたした暮らしそのものですから、格好よくできるはずはない。むしろ、ごたごたとやっているほうが、子持ちらしくて、微笑ましいくらいです。
ドキッとしました。
まさに私はファッショナブルに子育てしたいとどこかで思っていたのです。
それで育児本もかわいい「育育」を買った私です。
おもちゃは木製で、インテリアは北欧の子供部屋風にしたい~とか。
子供がいても素敵ママをあきめない!みたいな。
でもこの本を手にして、ごたごたでOK、のん気でOKなんだと思えました。
それもこれも、この本がかわいい作りだったから私が手に取れた、わけなんですが
なんと、デザインは、、あの方たち!だったのですよ(つづきます…)