宇津木式スキンケアというのはとにかく何もしないケアです。
化粧水すら使わない、「肌断食」をずっと続けます。
肌本来の力を引き出す、みたいな感じで、洗顔後何もつけない、もしくはワセリンをごま一粒くらい手のひらでのばしてプッシュする程度のみ。
(他にもぬるま湯でやさしく洗顔とか細かいルールはあります)
私がこの宇津木式とやらをどこかのブログで知った4年前、これは、、私にぴったりだわ!と思いました。
なんせ当時の私は入浴後に化粧水をつける余裕が一切なかったから!
幼児と乳幼児を二人風呂に入れて、二人拭いたりなんだりして着替えさせて、、
入浴後すぐに化粧水をつけなきゃだめ!という強迫観念があり、あ~肌がどんどん乾いていく~というストレスを日々感じていました。
これはもう「何もしない」をやるしかない。本当にこれで美肌になれるんだったらお金も手間もかからないし最高だよね。
◆はじめて2か月は肌がボロボロに、、
はじめて1週間くらいは楽勝でした。もともとシンプルなスキンケアだったのもあって何もしなくても(ワセリンちょとだけ)少し乾燥する程度。全然いけるわ!と余裕でしたが、10日、2週間と、だんだん肌がガサガサになってきて粉拭き状態に!
特にあごあたりがガサガサでかゆみも出てきて、辛くなってきました。
化粧水つけたい、、と思いつつも、この先の行く末も観察したい人体実験的な好奇心もあって続けてみました。
私は冬に始めたので乾燥が余計にひどかったのかもしれません。しかし冬とその後の花粉症の季節のおかげで、外出時はずっとマスクでもあやしまれませんでした。特にマスクで隠れる部分がボロボロでしたので。
肌が落ち着いてきたら、、美肌になったのか
何もしなくなって2か月が経つ頃、ボロボロと乾燥して痒みもあった肌が落ち着いてきました。今までの余分なものが落ちたのでしょうか?乾燥もあまり気にならなくなって、ワセリンちょっとでもOKになってきました。
ここまできたらとても楽です。この時期を乗り切れるかどうかが問題のような気がします。合わない人もいるので無理は禁物です!
さて、その後美肌になったのかどうかというと、、
美肌、では、ない(断言)。
宇津木式をはじめる前と、ほぼ変わりません。毛穴、シワ、が目立たなくなる、ってこともありません。前と一緒のくすみ肌です。
でも、何もしなくて前と一緒ってことはスキンケアにかかっていたお金と時間が浮いたわけなので、これは成功と言っていいのではないでしょうか。
みんなやればいいのに、とは思いません
私は元々シンプルなケアしかしてなくて、メイクも石鹸で落ちるメイクしかしてなかったので、わりと向いていたかなと思います。いろいろ手をかけてる人がいきなり肌断食をはじめると大惨事になりそうな気がします。
スキンケアで気分が上がるタイプでもなく、化粧品とか買うのも面倒というタイプなのでケアはシンプルなほど◎なので向いてました。
あとは、人と会う時間が少ない時期(子供のお世話期)に実行したのもよかったかなと思います。一時的に肌が心配な位になるので、仕事とかで人と接する機会が多いと難しそうです。
宇津木式にしたらこうなった
スキンケアを何もしなくなって、つくづく思うのが、肌って体調をダイレクトにうつすんだってこと。風邪の時なんてすごい乾燥してボロッとした肌になります。逆に生理がはじまると肌がぷるっとしてる時もあるし、本当に反映してくれます。よくも悪くも。スキンケアで補えない分すごく正直に顔に出るようです。
基礎化粧品をすべてやめたのかというと、化粧水だけは持ってます。乾燥がひどい時とかにつけると、普段つけない分肌が化粧水だけで潤うような感じ。調子にのって乳液とかまでつけてみると「過剰!」とばかりにニキビができます。
年間の顔に使うスキンケア代がワセリンと化粧水少しだけなので、たぶん2000円もかかってないです。
パッケージが一番シンプルなものを使っています。ハンドクリーム、リップとしても。髪の毛先に使ったりもしてます。
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宇津木式前から使っていた松山油脂の化粧水。今もごくたまにつけます。